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三人:新しいPCを注文しました [更新履歴]

サンディ・マクドナルド[Sundae・McDonald]♀ 14歳
備考:その日の空の色と同じ色をしたシャツを着て空を飛び、カモフラージュ、と叫ぶ一発芸を持つ少女。しかし、その一発芸は人間の前でやると確実に通報されるので使えない上、仲間達との間でも数百回は見せびらかしたのであまり受けはよろしくない。
熱しやすく、一度これは良いと思った物を見つけると止まらなくなるが、冷めやすい気質且つ誰かを巻き込みたがる気質ではないので誰も迷惑しない。ついでにハマる物は料理だとか、掃除だとか、必ず周りの人間も一緒に良い事が起こることなので好評。
趣味がそうコロコロ変わってしまうのは、飽きっぽいのではなく好奇心が豊か過ぎて一つの物が目に入ると他が見えなくなってしまうだけ。投げ出してしまったことを後悔することも多々、周りから飽きっぽいと思われ、言われるのは甘んじて受け入れているが、傷付かない訳では無い。
施設時代からダニエラとは友達、とはいっても彼女の部屋にダニエラが勝手に部屋に上がりこんできて彼女のセーター数枚を勝手に毛糸玉にしてしまうこともしばしばだが、ダニエラは彼女が趣味をコロコロ変えることを飽きっぽいと受け取らない唯一の友人なので、ダニエラを許せるのはサンディだけで、サンディが理解出来るのもダニエラだけ。
腐女子。最近メインジャンルが廃れてきて寂しい。主人公×ラスボスをつい無意識に考える。

ヘインズ・ガルディア[Haines・garudeia](ヘイン)♂ 15歳
備考:頭が可哀相な程の底抜けに明るいフィリオンの弟分、世にも珍しい第四世代型(全ての淫魔の部位が無い)の半淫魔で、そういった研究をしている人からは大人気だが、頭が可哀相故に自分の周囲との相違性に清々しく気が付いていない。
色々と突き抜けたテンションなので遊び友人は多く、半淫魔らしく女好きなのでセフレも多い。女関係のトラブルが尽きないが本人は特に何か特別行動を起こした試しも無く、勘違いした周りが勝手に喧嘩を始めるだけなので、悪意は無い。
その限り無く人間に近しい体質を他の半淫魔に羨まれることは少なくなく、そのことに素で何が価値があるのか解らないといった姿勢を嫌味と受け取られ、入所当初は逆恨みを喰らうことも。誰とでも仲良く出来るが、最悪の事態を招きかねない遊び人。所謂魔性タイプ。人間らしい悩みが無い。
刹那的に明日の事は忘れてとりあえず日々を楽しんで過ごす。ただ自分があまり頭が良くないことは自覚しているらしく、自分を導いてくれる人間を求め、周りとの誤解を解いてくれたフィリオンを自分の太陽だと信じる。その姿勢は一種の信仰と恋情に近い。
靴下を無くす才能に満ち溢れている。何度買ってもどんな方法を持ってしても無くす。とある先輩から受け継いだ才能らしい、原理不明、本人は何故か誇らしげ。

ダニエラ・ヴェリンスキー[Daniela・verinsuki-](ダニー)♀ 16歳
備考:柔らかな物腰と分を弁えた立ち振る舞い、しかし何処か言動が不自然に感じられて機械的な座っている時があまりない、偏頭痛持ちの淑女。半分は冗談ながら実しやかに宇宙人説が流れており、今でもテレビにグレイタイプの宇宙人が映るとダニエラ、と呼ばれる。
感情の起伏が薄く、慣れない人間からは延々無表情に見える程度に感情をあまり見せない。笑顔を忘れてしまわないよう、年に数回年間行事のように全力で笑うが、その笑い方があまりにも不気味且つ、精神を病ませるような声なので絶賛大不評。
ついちゅっちゅしたくなる魅力的な唇。常に囁く、というよりは蚊の鳴く様な声で喋り、聞き取り辛いだろうことを察してか顔を相手の顔に全力で近づけて話すので、相手が男性だと高確率で唇を奪われる。本人的には食事を提供してくれるのでありがたいとか。
昔彼女がペットとして人間に飼われていた頃の名残で、毎日決まった時間になると掃除や洗濯等家事を始める。使命や何やらというより、習性じみたそれは本人も無意識にしてしまう程に体に染み付き、させないと元気が無くなる。一時期施設で善意から矯正する為の活動が行われたが、あまりにも長期間やらせないようにしていた結果、持病として偏頭痛が備わってしまった。
好きな物は毛糸球。暇になるといるいらない関係無くその場にある適当な毛糸を玉にしてしまう。

こーのとりさん [お知らせ]

真実の子に赤ちゃんが産まれました!

第一子 女の子 1966g
第二子 男の子 1991g
第三子 男の子 1723g
第四子 男の子 2000g

全員産まれた時から毛がもさもさ、ながーくて、毛がふとーくて、
別に元気が無いとかじゃないのに何故か虚ろっぽい目をしてて……真実の子にそっくりですw
いやー…難産でした……予測した通りに。
子宮口が開いてくれなかったり……陣痛の隔離の割に陣痛が長すぎたり、
上手く収縮してくれなかったり……赤ちゃんが二人程(長女と次男)逆子だったり。
……生き物って大変ですよね、真実は半分幽霊で死に物ですけど。
でも、なんだか最近空に浮けなくなったり、壁を通り抜けたり出来なくなってるので、
もしかしたら真実は死に物から生き物に変わっているのかもしれません。
多分、赤ちゃん達の為に。
そういえば、真実は後産で胎盤が出てくる前、
赤ちゃんを抱っこさせてもらってる時に赤ちゃんの臍の緒を辿って、
臍の緒が自分のあそこから出て、自分と繋がってるのを確認したんですよ。
生き物を産み出せるのは生き物だけ
真実の子は自分がちゃんと生き物になったことを確認して、涙をながしました。
あたたかい体温で我が子を抱けることに。

+リアル業務連絡


ふえる住人(ふえるワカメ的な) [お知らせ]

フランチェスカ・スマイル・ハロウィン [Francesca・smile・Halloween] ♀
クロエ・マーチ・ファルケンホルスト [Chloe・march・Falkenhorst] ♂
リチャード・スターウェザー [Richard・starweather] ♂
マイケル・クロスフォードJr. [Michael・crossingFord] ♂
デズモンド・ラミレス・ファング=ゴート [Desmond・Ramirez・Fang=Goat] ♂
レオ・アンダーソン [Leo・Anderson] ♂
ジョンソン・B [Johnson・B] ♂
ミュジュ・ミューラー [Myujune・Mueller] ♀
ボリス・レニングラード [Boris・Leningrad] ♀
ローガン・パトリシア [Logan・Patricia] ♂
リリウム・アール・シャルボンヌ [Ririumu・are・sharubonnu] ♀
ルー・ルルージア・マグレガー [Roux・ruru-jia・McGreger] ♀
イサーニ・グッドナイト [Isa-ni・goodnight] ♂
マッド・S・R・ジングルス [Mad・S・R・jingurusu] ♂

知ってるか……? 現実でも海の向こうに腐女子はいるんだぜ……? [更新履歴]

ディディ・ハーリーン[Didi・ha-ri-n]♀ 13歳 半淫魔
備考:自称(変な替え歌を)歌って踊れるお花の妖精さん。勿論冗談で自称しているだけであって、別に本気でそう思っている訳では無いようだが、やるからには極める主義なので、お金が無いので小物の代わりに設定に凝る。
一年前までは宇宙人の探査用アンドロイドで、二年前は異世界からやって来た守護天使、三年前は霊感少女、五年前は猫。一年ごとに設定をコロコロ変えるので、周りからは年間行事か何かとして認識、一緒に盛り上がったりしている。
当初は我が身の境遇から目を逸らす為の現実逃避的な意味合いが強かったが、四年前の実は女装をしている男設定をフィリオンに本気で信じられ、自分の捏造設定に親身且つ真剣になって一喜一憂してくれる彼を見ていると申し訳無い気分になって、現実を受け止めるようになった。
演技系電波だが色々突き抜けて陽気なので仲間との関係は上々、必要とあらば目上の人間への態度も完璧、社会に出た時の心配はあまりない。片付けが特技の一つ、実は料理もとっても美味しかったりするのは、どうやら自分を霊感少女だと思い込んでいた頃の名残らしい。
腐女子。コスプレイヤーではない。大好物は人間攻め×完全人外受け。

フォルネ・D・クォラス[Forune・D・kuorasu](フォル)♀ 13歳 半淫魔
備考:押しが弱い割には度胸はある主なニモのセクハラ被害者、しかし嫌がりながら超悦んでいるので、一種の共生関係を結んでいるといっても過言ではない。体系的な意味では淫魔にしては不細工な方。手足と腰が実によろしい感じなのだが、貧乳で尻が大きい残念な子。
何かとトラブルの一方的被害に合うことが多いが、出会ったその日にでシトラのことを前世の姉妹であり許されざる恋の末に共に身投げした恋人、と言い切った上で強烈なアプローチ。何度断ろうが逃げようが付き纏う辺り、あまり同情する気にはなれない。
長らく半淫魔であることを親にすら隠し生きてきたが、家庭は冷め切っており、両親は互いのことにも彼女にも興味を示さず、彼女はその幼少期を人間も淫魔も平等に自分を愛してはくれないと長らく思い込んで過ごした為、愛に餓えている。
今度の思い込みが何処まで本気なのか、それとも最初から気を引く為の嘘なのか不明だが、シトラのことを愛しているのは大マジ。言動はストーカースレスレだが、シトラが振り向いてくれなくても尽くせるだけでいい、と思っているのであくまで付き纏う程度で済んでいる。
腐女子。燃え漫画の萌えを発掘することに命を掛ける。ロボ×ロボを擬人化無しでズルッと。

ソレン・トゥルビア[Soren・tourubia]♀ 13歳 半淫魔
備考:ぐねぐね、だるだる、一緒に暮らして居ないと横になっていない時を見つけるのが難しい限定的レアキャラ。理由は特に無いが、別に睡眠を取りたがる訳では無く、座る位なら寝転がった方がラクだから。横になりすぎて脚を乗せた所が痣になる程。
案外人好きで他人と関わるのが好き。ただ、本人にそんな気はないが、横になって喋っているだけてあって声がくぐもり、顔を合わせないのでかったるそうに見える、面倒臭がっているか、怒っているかに見られてしまうことも。
面倒が嫌で寝転がっているのは本当だが、人に嫌われて構わないと思うには彼女は良心が強いので、相手が怒ったり泣いたりすると真っ先に謝る。仲裁は上手くないが、どっちもどっちな喧嘩になった時は必ず先に謝る。面倒に思っている半分、折角の仲良しが勿体無いと思うの半分。
自分の解り難い気質を申し訳無く思いながら、相手の態度が自分の気に食わない物だと如何にかして捻じ伏せなければ気が済まない人間を嫌い、自分はそうなりたくないので長く付き合い察することをしてくれる仲間以外に進んで接しようとしない節も。このことから施設時代、自立不可能とも言われていた。
腐女子。文章書きだが字が絶望的に汚いのでWEB専門。主×洗脳従に愛を抱く。

ニモ・アーンスランド[Nimo・a-nsurando](アニー)♀13歳 半淫魔
備考:何時、如何なる時も、我が道大爆進する読書好き? 実は読んでいる本は大体官能小説、もしくはエロ同人誌、ゲームもやるがほぼエロゲメイン、あとはゲームでもリアルでも脱衣麻雀とか。性欲をもてあますムッツリ風オープン痴女。
普段はあまり他人の執着しない気質故にかなり大人しく、自分の世界に篭ってぼんやり一人で過ごしていることが多いが、時折思い出したかのように精神的にも肉体的にもべたべた絡む。貧乳を揉むのが好き。太腿はむっちりが好み。
女性に対するセクハラが後を絶たないが、別にレズビアンという訳では無く、ただ揉みごたえがある方を選んでいるのと、女性同士の場合は突然圧し掛かられたりして、不本意なセックスになってしまわず済むからだとか。でもセックスは好き。半淫魔。痴女。ヤるなら圧し掛かりたい。
突発的な奇行を行う奇婦人でもある。見かけに寄らず相当我侭な所もあり、言葉で主張をしない上に、激しいセクハラで物事を要求するのでタチが悪い。しかし、物事も執着しないのでどうしても解らなくても一晩経つ頃には忘れるか、水に流してくれる。
腐女子。ヤンデレを語り始めると三時間は話す。ヤンデレ攻め×キチデレ受けが好き。

シトラ・フェニキアクス[Shitora・fenikiakusu]♀ 13歳 半淫魔
備考:最強根性論を掲げる気風の良い姉御肌、どんな物にも強気だがストーカーのソレンは天敵。自覚が無いが頭は良く、特に深く考えず言ったことが元で妙な計画が出来上がってしまったり、ノリが良いので計画の幹事を勤めることになることも多い。
言動から勘違いされがちだが、女性らしい繊細さもきちんと持ち合わせ、どちらかといえば本質は乙女。デリカシーやモラルの無い人間は基本的に好きではない。危害を加えると判断したなら容赦無く、女から逃げ出したことへの申し開きが出来る程度に殺傷力豊かな足技が飛ぶ。
そんなこんなで彼氏いない暦=年齢。もう一つの理由、頬、右耳の少し手前の辺りに火傷の痕があり、顔の火傷というだけあって周囲から哀れまれることが多いが、本人は過去の境遇に屈せず絶対に幸せになってみせると心と魂に誓っている。
付き纏うソレンを苦手としているのは、邪魔だからではなく、そこまで激しく相手に(しかも同性に)求められた試しが無い為、上手く答える自信が無くて戸惑っているだけ。尽くしてくれるソレンを何処かでありがたく思い、二人とも自覚していないが、甘酸っぱい付かず離れずの距離を取り続けている。
腐女子。絵が可愛いのでエロ描くと犯罪にしか見えない。甘やかし攻め×アホの子受け主義。

ジャニス・カベンディッシュ[Janis・kabendeisshu](ジャニ)♀ 14歳 半淫魔
備考:非常に面倒見が良く気配り上手な所為か、よく変人に好かれ、本人もそのことにまんざらでもない乙女の仲裁役。類は友を呼ぶというが、彼女単体では至って常識人、周りにいる変人の人数や変人濃度によって言動が変化している模様。
物に例えるなら、まるで材質がセルロース製の乾いたスポンジ、人の話を良く吸い取り、あまり固定観念等を持ち合わせないのでどんな人とも仲良く出来る。ただし、あまり不潔な人は好きではないので、どうせべたべたするならお風呂に入ってから来て欲しい。
施設時代は素行の良さを見込まれ、模範生に任命されたことがあったが、本人があまり淫魔や人間といったしがらみにすら頓着が無いことから辞めることに。根底にあるのはなるようになる精神。あまり物事に意味も無く嘆くことは他人は良くても自分は嫌い。
包容力の代わりどうも無防備な所があるようで、あまり理性の呵責を持ち合わせていないので、周りの友達からは必要以上に構われたり、心配されることもあるらしい。肝心な時ビシッと自分の面倒を見ることなら出来るので、心配してくれるのは嬉しいが、時々うざったしくなる時はあるらしい。
腐女子。最近のキャラクター重視のオタク業界は嫌い。変態×変態のリバ萌え。

今日は調子悪いんで四人(だんだん減ってるとか言わない) [更新履歴]

ディパ・ナック[Deipa・Knack](ナコ)♂ 17歳
備考:出不精、慌て者、五月蝿い、お節介焼き、早合点、方向音痴、家事炊事壊滅状態、暑苦しい、ムサ苦しい、と悪い所を上げると切りが無いが情に厚く涙脆いニワトリを擬人化したような男。鶏肉はあまり好きではない。
初見限定だったがフランダースの犬で泣いた。ついつい他人に必要以上に感情移入してしまい、厄介事を一緒になって背負い込んでしまいがち。諸悪の根源は、トラブルに巻き込まれることを全く反省しないこと。タチが悪い。
一言で語るなら正義感が強い。しかし、若さ故の無謀さからくるのか、過去の経験か、異常なまでに理不尽を嫌い、例えどんな些細なことでも自分の理解出来る正当な理由を聞くまで食い下がる為、非常に扱い難く、口論になることもしばしば。
そういった面が見かけよりもずっと狂暴で口喧しいニワトリに例えられ、施設時代は一部の職員達の間でのみ、蔑称であるチキンとその気質のダブルミーニングでニワトリという仇名を付けられていたが、本人もそれを半ば嫌がらせとして率先して演じるようなり、前髪を立てるようなった。
しょんべんチビるレベルで爬虫類が苦手。

ドルチェット・パルズ[Doruchetto・paruzu](ドルチェ)♂ 18歳
備考:ホラー映画&推理モノか何かだと初っ端から主人公に否定的な態度を取って真っ先に殺人鬼に殺されるタイプの人。仮に最後まで生き残っていたらそれは自身が犯人か、死に行く被害者の妄想オチか、とまでからかわれる始末。
他人、特に客人に対しての態度が悪いと度々言われ、何度注意をしても滅茶苦茶な理論で無視してしまう為、素行の悪い不良として見られがちだが、実はかなり用心深く警戒心が強いだけで、心を許した人間へはそれなりに優しい。
あくまでそれなりになのには理由があって、彼は自分が今まで他人のことをただの一度も全幅に置いて信頼したことが無い為、自分は信頼されるべき人間と思えず、良くしてくれる仲間が自分に全幅の信頼を置いてしまわない距離を取ろうとしている。責任感は強い方。
屁理屈を捏ねることが得意だが、実は彼自身は必要最低限以外は殆ど人の話を聞いておらず、論議を醸す気も無い。そもそも他人を調伏させるのに論が必要なだけだったので、自分が自由にやれるなら理屈とかどうでもいい。
趣味は作曲。打ち込み専門ながら自分にとってゴキゲンな音楽を作って一人で鑑賞している。

ラブ・ルーガル[Love・ru-garu]♂ 18歳
備考:銀の髪、鋭い眼光、琥珀色の瞳、鋭い牙を持つ、正に野を駆ける狼そのものの雰囲気を纏い付かせた男。その容姿も淫魔であることを差し引いても悪魔じみており、何処か香り立つような男ぶりも相まって、現代の人狼と言われて何ら遜色は無い。
冷酷とも受け取れる程の沈着冷静さ、時折見せる烈火のような狂暴さを誇り、眉間の皺が取れた試しが一度も無く、まともに笑った顔を見たやつがいない。しかし無情ではなく、人が集まると煙の様に掻き消えてしまう為、群れることを嫌い常に孤立して見えるが、実は遠くから皆を見守っている。
異能か観察かは不明だが、彼に嘘を吐くと絶対にその場でバレる。まるで人の心を読んでいるのではないかという程の百発百中ぶり。そもそも彼の琥珀色の瞳を見ていると嘘を吐く気にならなくなってくる。
そんな彼が何故施設に留まるかは不明、今まで何度も職を見繕われて自立を勧められたことがあったが、その度に悉く無視を決め込み、居座り続けていた。脛齧りかと思えば衣、食、は自力で賄っているので、宿だけ借りてる状態。職業は謎。一ヶ月に一度フラリといなくなり、ズボンに万札を数枚捻じ込まれた状態で帰ってくる。
何時も必ず身に付けている琥珀のお守りは両親の形見。

アスモアナ・H・ガーディー[Asumoana・H・Gade](アナ)♀ 18歳
備考:普通の人、以上。……だと設定にならないので繋げる。普通の人、最年長、以上。……だと設定にならないので繋げる。普通の人、最年長、優しい、以上。……だと設定にならないので繋げる。普通の人、最年長、優しい、常識人、以上。
短所が無い代わりに長所も無い。ありとあらゆる異常現象から程遠い位置を生きているらしく、産まれた時から施設暮らし、病気らしい病気は風邪のみ、勉強普通、普通に挫折、普通に復活、職員とのトラブルも無し……と、ほぼ全く人生に起伏が無い。
退屈で死ぬ淫魔にとって人生に起伏が無いことは死と同義、仮にも半淫魔としてこの人生は真の意味で致命的な状態だが、彼自身が起伏の無い人生を退屈だと思っていないので今日まで死亡する事無く逞しく生きている。
その仕組まれているのではないかを疑う程の平和ぶりは、まるで彼が不幸から守られている様でもあり、彼がそのある意味気の狂いそうな人生を送り続けていられるのは、全ての本質は無理にでも割って入り、自分が決定を下した物だから。
バッグかコートの内ポケットに小さなメモ帖とちびた鉛筆を常時携帯。これはもう一人の淫魔側の自分と交信する為のものらしい。

すすめー♪ すすめー♪ 女の子倶楽部~♪ [更新履歴]

Q.女の子倶楽部って何ですか?
A.健全な男子による理想の女子を体現すべく日々精進を重ねる女装愛好会です。
Q.そんなことして恥ずかしくないんですか?
A.俺達がやらずして誰がやる。

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順番等はバラバラですぜ。 [更新履歴]

モブっ子の設定を追加
こういうの本当は書かなくて良いって言われるんでしょうが
なんというか、一人一人に愛着がありまして、どうも凝っちゃうんですよねぇ。

24日には戻ります

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5月までにちょっち人が増えます [お知らせ]

イースターまで少々設定書きに潜りますー…ぶくぶく。

ドール・アクロ [Doll・akuro] ♀
ジェイソン・ホービーズ [Jayson・ho-bi-zu] ♂

ズウェン・ジェフナメス [Zuwen・jefunamesu] ♂
レーゼンスベルグ・チャールストン [Re-zensuberugu・Charleston] ♀
セレイア・ハッター [Sereia・hatta-] ♀
エルザ・スー [Elsa・Sue] ♀
ウルスラ・ル=ディ [Ursula・ru=Day] ♀
ブリトニー・C・ピアーゼ [Buritoni-・C・pia-ze] ♀

リズ・クラリーヌ [Liz・KuraLine] ♀
リリー・ガブリエル [Lily・Gabriel] ♀

ディスカス・フォルトゥナ [Deisukasu・Fortuna] ♀
ゲイル・マディソン [Gale・Madison] ♂
スティーブ・ソリティア [Steve・solitaire] ♂
ララック・I・ライラック [Rarakku・I・lilac] ♀

ギーァの日常 [小説]






たまには


足を組む、頬杖を突く、首を傾げる、爪を噛む、人に癖あり、無くて七癖とはいったものだが、窓の外を見て黄昏ながらぼんやり足を組んだギーァの癖は眉毛を毟ること。理由は解らない。ただなんとなく、無意識の内に毟る、お陰で常に眉が薄くて悪人面。睫毛は抜かない、瞼を裏返す時の瞼と眼球の間に空気が入るような、あの感覚が嫌いだからだ。窓の外は真っ暗で、結露した窓ガラスと雨の音しか無く、幼い体では窓枠に座り込むとすっぽり体は窓に収まり、黒い風景しかしか見えなくなるが、孤独を望むギーァにとってはこの寂しい風景が心地良い。
黄昏るのにも少し準備が要る、窓にずっとくっついていると寒くなるから上着を着て、誰かに見つかると心配されるから誰かが来ない所を選んで、何も考えるネタが無いと結露で延々遊んでしまうから適当な悩みを調達してくる、準備は完璧、そして毟る、黒い眉毛がぶちぶち抜かれて、ぽろぽろ指紋の上から落ちて見えなくなる。尻尾に引っ掛けたバスケットから、厨房からかっぱらって来たパンとトマトで作ったサンドイッチを出す。トマトを適当にスライスしてありったけパンに詰めただけのサンドイッチ、齧ると次から次へ種と汁が出てくるので急いで吸いながら食べた。
この窓はとても好い、どんな部屋よりも風呂場を除いてギーァ一番のお気に入りの空間、この窓と窓枠の空間に水と食料と上着を持ち込んだら、自分は一生暮らしていけるのではないかと妄想出来てしまう程。先に耳だけ齧って食べておいた柔らかい所をむしゃむしゃ、指に付いた汁を舐め、次のパンを食べる前に同じ様に尻尾に引っ掛けた水筒からホットコーヒーを水筒の蓋に出して飲む。喉を通る度にコーヒーの黒が熱い血液に変わり、ぐるぐる色を赤く変えて体を循環して行く、そんな気がして、ギーァは体を冷やすのも好きだ。雨の中を飛ぶ、だとか。
ぐるぐる回り、ぐるぐる茶色の渦を描くコーヒーは、目を凝らせば見える窓の外の風景のようで、飲めば風景を飲んだ気がする。両足を縮め、前を閉じた上着の中に畳んだ足を入れてしまう、大人用の上着はこれだから良い、歩く時は不便だがこうして窓枠に収まっている時はとても温かくて好い物だ。水筒の蓋を元に戻す時、茶色の水玉が手指に跳んだので舐める、ほんの一瞬で冷え切ったそれからは口の中が温まりすぎて味を感じない。二つ目のサンドイッチはチーズとトマト、齧ってみるとトマトを入れすぎた割りにチーズを一枚しか挟んでいなかったので、チーズの味がしなかった。
口の中を舌でまさぐって、ギーァはチーズの味を探す、パンに近い所を舐めるとチーズの味がするので、うっかり吐き出したりしないよう口元を押えながら、もっと舐める。行儀悪く口の中をもごもごさせても良いのがこの窓枠の良い所。汁の付いた指で眉毛を抜こうとすると、種汁が染みて痛くて、指を放した今もギーァの眉は赤く蚯蚓腫れのようになってしまっている。かさかさ窓ガラスを撫でているだけだった木の葉が、強い風と雨に煽られてがつん、と派手な音を立てて窓にぶつかった。少し驚いたので、ギーァはとりあえず口の中に入れた物を飲み込んでから、適当に驚いた声を出す。
枝が窓を叩くのを止めた後も、何やらごそごそがたがた、人間の耳では聞こえない程度の物音が、屋根裏を誰かが通って行く音が。この家では別に珍しくないこと、寧ろあれは知る人ぞ知る第二の通路、大方ヴィンセントか誰か、また性的に意味で迫られて逃げているのだろう。下りてきた誰かが勝手に自分のサンドイッチを取っていってしまわないよう、そろそろとギーァは尻尾を引き上げ、裸足の脚に挟む。水筒が温かくて、冷えた足の指が表面に溶接されるような、じわじわした感覚が楽しい。暫くして音は小さくなり、遠ざかって聞こえなくなって行くと、ほんの少し残念な気分になって、尻尾をまた垂らす。
そういえばギーァも前に屋根裏を通って色々としたことがあったが、流石屋根裏というだけあって埃っぽく、口布を巻いていかないととても咽て隠密どころの話ではない。隠れる理由も無いのに隠れる必要は無いので、必然的に使わなくなった。今度はコーヒーにジャムを溶かして飲もうと思い、バスケットの中を探ってみるがジャムはあってもティースプーンが無い。仕方が無いのでジャムを傾けてコーヒーに入れ、溶けていない部分は唇に当たる度に口の中で溶かす。甘すぎる。入れすぎた。飲まないのは勿体無いので一気に飲み干し、ギーァは最後のサンドイッチを取り、食べ始める。
こってりしたブルーベリー味を焼肉サンドで相殺しながら、首を少し上げると結露した窓に自分の髪の毛で芝のような模様が付いていたので、二口目を大きく齧って指で丸く囲う。まりも。丸を描いたらひよこに見えてきたので羽を足す、羽を足したら羽が口に見えたので腕を足す、腕を足したら脚が無いといけないと考え、脚を足したら原型が解らなくなったのでぐしゃぐしゃ、と混ぜて丸く黒が鮮明になった景色を見た。時計が無いので時刻は解らないが、最近昼が長くなって、こうして夕食前に暗い視界を楽しむのももう直ぐお終いになる、だから今の内に黄昏溜めしておこうと、ギーァは上着の裾で指を拭いてサンドイッチにかぶりつく。
がぶがぶ、夕食前にしては食べすぎかもしれないが、折角作ったのだから構わず食べる、後で夜食か何かとして食べるという選択肢は無い。大きなサンドイッチ三つとコーヒーを胃に詰め込み、そろそろ物思いに耽ることを始めようとすると、途端に眠くなって来た。重くなってくる瞼をこじ開ける意味も篭めて、よく上着で拭いた指で眉毛を毟る、蚯蚓腫れが熱を持っていて気持ち悪い。冷えた窓ガラスにくっつけてみるが、冷えすぎて痛いので放し、顔を上着の袖で拭く。結露と窓の汚れの分、小汚くなった上着、元の持ち主だったオックスはそろそろ泣いて良い。ギーァは上着の中で背を突っ張って伸びをした。伸びの分上着が伸びる、泣いて良い。
唐突に、また屋根裏の表へ出る為のどんでん返しがガンガン叩かれて、その耳障りな音に目が覚めた。あれはノックだ、どっかのお行儀の良い誰かさんは律儀にも屋根裏から他人を訪ねて行く時まで、ああしてノックをしてから屋根を開ける。誰にも見つからない所は、見つかっても誰にも言い触らさないであろう奴だけが来る場所なら、誰も知らないのと同じ、いっそギーァに良い事を知らせてくれる奴だけが来るなら、なお便利。良いこと、晩御飯の時間を伝えにひっくり返して入って来たヴィンセントは、暫く窓枠に収まったギーァを見ていたかと思うと、上げっ放しになった口布を指摘されて下ろす。文字通りの屋根、天窓にぴったり嵌っていたギーァは、尻尾に下げた二つを落とさない様にしながら、まるで猫の様に身を撓らせ、ひらりと地に降り立った。

「何やってたんだ?」
「独りぼっち」

「楽しいのか? それ」
「いいや、全然」

「何で」
「強いて言うなら漢のレベル上げ、かな」
他にも真っ暗な部屋で全裸になって一人でゴットファザーを見ると上がるらしい。

継子と実子 [会話文]

「ファビアン」
「あ?」
「硬ってぇなぁ」
「ギーァ、俺の尻を何故揉む」
「そこに尻があるからさ」
「そんなもん揉んで何が楽しいんだよ」
「男の尻はやっぱ硬ってぇなぁ」
「人の話し聞け」
「生憎練り物の食べ過ぎてちくわを耳に採用してしまいまして」
「ソーセージやゴボウも好きになって穴塞げ」
「なぁにィ? 聞こえんなァ~?」
「ったく、尻が揉みたいならさっさと美人の女の子の揉みに行けよ」
「ほほう、コレがグリーンアイズモンスター……嫉妬か?w」
「このアンポンタン、何で発想がそこまで跳躍すんだよ」
「……ロロとか揉んだら…いや、アンタ怒るだろうからなァ」
「何であいつを話題に出すっ!」
「へー…図星かいw」
「打つ」
「なんだよー、ファビアンはあいつのこと好きなんだろー?」
「バーカ、寝言は寝て言え」
「俺達平成産まれなんだからさァ、素直じゃない男は今時流行らないよ?」
「よし、言い残す事はそれだけか」
「パパ直伝取って置きの口説きか……いや、なんでもない」
「言え」
「苦しい」
「べ、別にそういう使い方するつもりじゃないからなっ」
「ツンデレですね、わかりました」
「違う、ただ興味があるだけだ」
「暗がりに連れ込んで一発キメる」
「聞いた俺がバカだった」
「だが何故俺を殴るんだよ」
「俺の深き悲しみを知れ」
「ファビアン、お前もまた悲しみを背負う漢……」
「まあ平気だろ、アンタならアンタのやりたいようにやれるさ」
「ガキに言われても嬉しくないぜ……」
「……俺には解るのさ、自由が舞い込む奴と、そうじゃない奴が」
「ほー…それは異能って奴か? それとも、観察か?」
「観察が六、異能四、だな。ほら、アンタの尻硬かったし」
「あン?」
「男の尻は硬いから締まりが好いよ!」
「そっちはゴメンだ!!」
「痛ってェ!!」

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