廃棄くん二号 [会話文]
「おじさぁんは~い、ハロウィンプレゼントぉ~」
「だ、ダンホール箱? ……ありがとう、偉いな」
「なでなでー…うー……へへっ、開けてみてっ、開けてみてっ」
「冷めない内に、ってか? はいはい……」
「どーお? おとーとにも言わずに頑張って考えたんだぜっ? うれしい?」
「空かー…」
「うんっ、その箱があったら誰かにプレゼントをあげたり、物を仕舞ったりできちゃうぜ~」
「中に入って温まったりもか?」
「ヒヒっ、やっぱり生身はすげぇなぁ~、僕に思いつかなかった事を平然と思いつくっ、あ!」
「どうした?」
「僕が中に入れば嬉しさ二倍じゃね? ちょっと入ってみます」
「……で、そのまま捨てるのにも便利だな」
「え……僕を、廃棄……?」
「あ、いや、冗談だ、冗談なんだ、悪かったよ」
「だ、ダンホール箱? ……ありがとう、偉いな」
「なでなでー…うー……へへっ、開けてみてっ、開けてみてっ」
「冷めない内に、ってか? はいはい……」
「どーお? おとーとにも言わずに頑張って考えたんだぜっ? うれしい?」
「空かー…」
「うんっ、その箱があったら誰かにプレゼントをあげたり、物を仕舞ったりできちゃうぜ~」
「中に入って温まったりもか?」
「ヒヒっ、やっぱり生身はすげぇなぁ~、僕に思いつかなかった事を平然と思いつくっ、あ!」
「どうした?」
「僕が中に入れば嬉しさ二倍じゃね? ちょっと入ってみます」
「……で、そのまま捨てるのにも便利だな」
「え……僕を、廃棄……?」
「あ、いや、冗談だ、冗談なんだ、悪かったよ」
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