木っ端会話文(彼):陸路を羊の牽くホロ馬車で。 [小ネタ]
「落ちるような下り坂だと思ったら……こんな時ばかり、ちゃんと舵を取るんだな」
「自由落下する自転車……」
「は、嫌だな」
「…………うん」
「そんな難しそうな顔をして何考えてるんだ?」
「何も考えてない」
「そうか」
「今考えた」
「何をだ?」
「あ、やっぱ考えてない」
「そうか」
「何も考える必要が無いのなら考えないよ」
「寂しいな」
「今は考えてる」
「そうか」
「今は考えてる」
「ありがとう」
「やっぱり考えてない」
「そうか、相変わらず暑そうだな」
「毛刈りはしてる、それほどでもない」
「俺は楽しいぞ、何時もブツ切りなお前が、そんなに喋るなんて随分珍しい。明日は嵐か」
「今考えてない」
「そうか、じゃあ考えてる時にまた言う」
「うん……おじさんの以外」
「お陰さまで、今更だがこの状況も悪くなく感じてる」
「やっぱり考えてない」
「そうか、じゃあ次な」
「次の次も考えてないから、もっともっと話し掛けてくれたら嬉しいな」
「自由落下する自転車……」
「は、嫌だな」
「…………うん」
「そんな難しそうな顔をして何考えてるんだ?」
「何も考えてない」
「そうか」
「今考えた」
「何をだ?」
「あ、やっぱ考えてない」
「そうか」
「何も考える必要が無いのなら考えないよ」
「寂しいな」
「今は考えてる」
「そうか」
「今は考えてる」
「ありがとう」
「やっぱり考えてない」
「そうか、相変わらず暑そうだな」
「毛刈りはしてる、それほどでもない」
「俺は楽しいぞ、何時もブツ切りなお前が、そんなに喋るなんて随分珍しい。明日は嵐か」
「今考えてない」
「そうか、じゃあ考えてる時にまた言う」
「うん……おじさんの以外」
「お陰さまで、今更だがこの状況も悪くなく感じてる」
「やっぱり考えてない」
「そうか、じゃあ次な」
「次の次も考えてないから、もっともっと話し掛けてくれたら嬉しいな」
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