木っ端会話文(祭):おお、蛇様お蛇様ご立派様、どうか捻れておれの鉢巻になってくんなまし! [小ネタ]
「今日からそっち側で祭りがある以上、家に帰ってきて何が起こっても驚かない覚悟をしていたが、まさかでかい蛇を首に巻いての自殺をしているとは、夢にも思いはしなかった」
「ちょ、おじさん、何か今にも死にそうな目してるっすよ」
「今にも死にそうなのはお前じゃないか?」
「いやぁ、ココまでこうなるのは、聞くも涙語るも涙な成り行きがあったんすけどね、折角の祭りならおれも鉢巻の一つでもしよう、普通に配布されてるやつじゃなくて、自分で捻った鉢巻を。と思ったまでは良かったんすけど」
「ああ」
「気がついたら叩き付けられたカステラと、巨大なニシキヘビが手元にありました」
「すまん、俺の理解力がとても及ばない。異次元の領域に入ってるぞ」
「まあまあ、後残り僅かっすから……ま、それで蛇でも鉢巻に出来ないかな、と思って今こうやってんすけど、どれだけ土下座しても一向に捻れてくれたい上、こうやって首をギリギリとやられているという訳っす。カステラ食べられちまったし」
「蛇ってカステラ食ったっけ」
「神の創造っすから!」
「もう俺何も言わなくていいよな?」
「…………」
「顔、真紫になってんぞ」
「………………」
「おい」
「……………………」
「こいつ……死んでる……!」
「死んでないっすよ、おじさんがボケるなんて稀有な事もあったもんすねぇw」
「一瞬、真面目に台所に包丁取りにいくか悩んだぞ」
「いやー、でもおじさんにも見せたかったっすよ! 六文銭がが無いから川を泳いで渡り、針山地獄の針を平たく伸ばして鉄下駄を作って山登り、釜茹で地獄で汗を流した後に、地獄の閻魔と取っ組み合いのコーンコーンチキっすw」
「三途の川どころか、その先いっちまってるじゃないか。 また首元がギリギリ言ってるが、いいのか? 今度は天国で最後の聖戦……なんてことになっちまうぞ?」
「んー…おじさん、から揚げ食べたくないっすか?」
「大した拘りは無いが、竜田揚げなら食う」
「蛇ってから揚げにすると美味いんすよねぇ」
「ちょ、おじさん、何か今にも死にそうな目してるっすよ」
「今にも死にそうなのはお前じゃないか?」
「いやぁ、ココまでこうなるのは、聞くも涙語るも涙な成り行きがあったんすけどね、折角の祭りならおれも鉢巻の一つでもしよう、普通に配布されてるやつじゃなくて、自分で捻った鉢巻を。と思ったまでは良かったんすけど」
「ああ」
「気がついたら叩き付けられたカステラと、巨大なニシキヘビが手元にありました」
「すまん、俺の理解力がとても及ばない。異次元の領域に入ってるぞ」
「まあまあ、後残り僅かっすから……ま、それで蛇でも鉢巻に出来ないかな、と思って今こうやってんすけど、どれだけ土下座しても一向に捻れてくれたい上、こうやって首をギリギリとやられているという訳っす。カステラ食べられちまったし」
「蛇ってカステラ食ったっけ」
「神の創造っすから!」
「もう俺何も言わなくていいよな?」
「…………」
「顔、真紫になってんぞ」
「………………」
「おい」
「……………………」
「こいつ……死んでる……!」
「死んでないっすよ、おじさんがボケるなんて稀有な事もあったもんすねぇw」
「一瞬、真面目に台所に包丁取りにいくか悩んだぞ」
「いやー、でもおじさんにも見せたかったっすよ! 六文銭がが無いから川を泳いで渡り、針山地獄の針を平たく伸ばして鉄下駄を作って山登り、釜茹で地獄で汗を流した後に、地獄の閻魔と取っ組み合いのコーンコーンチキっすw」
「三途の川どころか、その先いっちまってるじゃないか。 また首元がギリギリ言ってるが、いいのか? 今度は天国で最後の聖戦……なんてことになっちまうぞ?」
「んー…おじさん、から揚げ食べたくないっすか?」
「大した拘りは無いが、竜田揚げなら食う」
「蛇ってから揚げにすると美味いんすよねぇ」
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