木っ端会話文:懐中電灯持込でGO! [小ネタ]
「布団しまうから退け」
「それが人に物を言う態度かい?」
「衣替えも近い、何もせずに万年床じゃ流石に決まり悪いだろうが」
「やだね、オイラが先客、オイラは此処が気に入ったんだ」
「他の押入れは」
「解からない男だねぇ、ちょっとのワガママ程度受け入れる度量をお磨きよ」
「可愛い我侭なら、可愛く言う事聞いてくれよ……」
「ならそうだねぇ、誠意って奴を見せてもらおうかい」
「誠意ねぇ」
「そう、『どうか俺を好きにしてください』ってキチンと言えたら……許してやるよ」
「……本当か?」
「ああ、約束してやろうかね」
「あ、やっぱり断る」
「へぇ」
「お前が最初に『約束する』って言った時は、お前は絶対に約束を守らないんだ。
最後の最後まで自分は約束をせずに、自分が行動を誓えるか吟味する為、にな」
「ご明察、良い悪人っぷりにホレボレしちまうよ」
「ありがとうよ」
「じゃ、次はその悪人にこの子等を如何退かすのか、ご指南頂こうか」
「は?」
「押入れの下の段を御覧よ」
「きゃっ、見つかっちゃったの。見なかったことにしてほしいのっ」
「此処はボク達の秘密基地なのですよー、そっとして欲しいのですー!」 「でーす」
「いや……子供達に紛れたら楽しくて。これは侵略ではなく、移住なのでありますっ」
「お布団詰め込むと、きちがきつくなっちゃう……ちー達を追い出さないで」
「残念だったねぇ、交渉は相手が交渉する気が無いなら、最初から発生しないんだよ」
「泣けるぜ」
「それが人に物を言う態度かい?」
「衣替えも近い、何もせずに万年床じゃ流石に決まり悪いだろうが」
「やだね、オイラが先客、オイラは此処が気に入ったんだ」
「他の押入れは」
「解からない男だねぇ、ちょっとのワガママ程度受け入れる度量をお磨きよ」
「可愛い我侭なら、可愛く言う事聞いてくれよ……」
「ならそうだねぇ、誠意って奴を見せてもらおうかい」
「誠意ねぇ」
「そう、『どうか俺を好きにしてください』ってキチンと言えたら……許してやるよ」
「……本当か?」
「ああ、約束してやろうかね」
「あ、やっぱり断る」
「へぇ」
「お前が最初に『約束する』って言った時は、お前は絶対に約束を守らないんだ。
最後の最後まで自分は約束をせずに、自分が行動を誓えるか吟味する為、にな」
「ご明察、良い悪人っぷりにホレボレしちまうよ」
「ありがとうよ」
「じゃ、次はその悪人にこの子等を如何退かすのか、ご指南頂こうか」
「は?」
「押入れの下の段を御覧よ」
「きゃっ、見つかっちゃったの。見なかったことにしてほしいのっ」
「此処はボク達の秘密基地なのですよー、そっとして欲しいのですー!」 「でーす」
「いや……子供達に紛れたら楽しくて。これは侵略ではなく、移住なのでありますっ」
「お布団詰め込むと、きちがきつくなっちゃう……ちー達を追い出さないで」
「残念だったねぇ、交渉は相手が交渉する気が無いなら、最初から発生しないんだよ」
「泣けるぜ」
こんにちは、すず虫です。
本日、私のブログ内で行っている「拉致企画」の「拉致企画11~14(9/5の記事)」にて、御宅のお子さんをお借りさせて頂いたことを報告に参りました!
突然の報告で申し訳ないです・・・!
では、すず虫でした。
by すず虫 (2009-09-06 18:22)