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木っ端会話文、父の日編:じいさんはおじさんに優しくしたい気分なんだよ☆ [小ネタ]

「蕾、大分咲いてきたのぅ……この調子なら、明日には咲くか」

「ああ、昼間殆ど日に曝して置いたからな」

「ということは、今まで主もワシ達にアレコレされていたという事じゃな……」

「最初っからそのつもりだったのか」

「おお、鈍い男じゃのう。今頃気がついたか」

「お前達はもう、俺が親父の墓前に行かないと止めてくれないって風だな」

「当然、ワシもじゃ……愛する家族に花を手向ける日位、手助けをしてやりたいものじゃ」

「手助け、ねぇ……死人に花を手向けるのは、あんまり趣味じゃないんだがな」

「ならば簡単、お前はお前の納得の行く形で渡せば良い。
どうせお前も人間、自分が納得が行けば例え死人が蘇るも、墓石に花を置くも同じなのじゃろ?」
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