木っ端会話文：プのつく言葉っぽい方向で

「なぁ」

「なんでありますか？」

「お前達にとっての俺って何なんだ？」
「と、言われますと」
「ただの同居人にしちゃヤる事ヤりすぎてるだろ」
「おおっ！　そういう考え方もありっちゃありでありますね！」
「いや、俺の場合それ以外の考えなんざ一欠片も浮ばないんだが」

「おじさんはおじさんでありますよ、小父殿」

「もっと具体的なのは無いのか？」
「おじさんは食べると美味しいけど食べちゃいけないおじさんなんであります、小父殿」
「そりゃあなぁ、自分から進んでお前達の飯になる気は無い」

「壊して遊んだら楽しいけど壊しちゃいけないおじさんなんでありますよ、小父殿」
「余計に訳が解らなくなってきた」

「え？　死んだり殺されたりいんぐりもんぐりされたいんでありますか？」
「いやいやいやいや、その辺だとは死んでも誤解しないでくれ……俺はただ」
「ただ？」

「それ以上に、とか、なりたくないか、とかな」

「小父殿……それって」
「皆まで言うな」

「わかったであります、スーパー小父殿……！」

「何だかよく解らんが俺が悪かった」

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