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木っ端会話文:まにまにのまがまにまににま [小ネタ]

「おい、妊婦が煙草なんて吸うのは止めろ」

「これは、煙草、で、はない、ただの、ハッカ、だ。貴奴は、煙草、が、吸えないのが、辛い、らしくてな、その、代用品、と、して、用意したのが、こいつという訳だ。我は、お零れ、を、頂戴、したまで」
「ああ、あいつのか……」
「そもそも、何故、心肺器官、を、病ませる、毒物を態々、好き、好まねばならん、のだ」
「疑って悪かったな」

「まあ、良い、小言は、これ程、で、勘弁、してやろう、あまり、気を昂ぶらせては、腹の子に障る」

「……こういう言い方は何だが、思ったよりすんなり受け入れてるんだな」
「我が身が、孕み女に、なった、事、か?」
「ご明察……凄い言い方だな」
「真の事、で、あろう」

「そうだが……俺は殆ど出来る事無いからな……頑張れとは言わないが元気な子を産んでくれよ、勿論、お前も無事なままな……頼むから、子供を忘れ形見とかにしないでくれよ」
「随分、と、気を負う、自ら、の、知らぬ、間に勝手に、咥えこまれ、腰を使われ、精を奪われた、結果、その精が、通じて、しまった、と、いうに」

「捻くれて、随分自虐的ときたもんだ。俺は父親だからな、何が如何であれ産まれて来る子は俺の子だ、そこまでの過程がどれだけ腐れた物でも命に罪は無いだろうが」
「…………我が、何故お前の子、を、孕んだか、二つの異なるDNAを混ぜ合わせ、受精させる結果に、なったか、解る、か?」
「我ながら、ミもフタも無い言い方しか出来ないが。俺がお前の中に出したからだろ?」

「いいや、我が母、になる事を望んだ、からだ。同時に、女に、なる事を、お前の手で、女にされる事をな」

「正直、お前の口から出た言葉とは思えない」
「でなければ、何故、自らの膣を、他者の、陰茎で引き裂く、という、デメリット、しか、発生しない、行為、を、行う、のだ。俗な、言葉、を、使う、の、なら、我輩は、セックスその物を望んで、いた、交合、交接、生物の、持つ、生殖行為という、プロセス、だけには留まらぬ、物理的、肉体行使に過ぎない、本能を昇華させた、感情、すらも絡み合う、と、いう行為、それを……お前と、共に、ずっと、行いたかった」

「……なら何故、お前自身がお前自身を苛む様な方法を取った」

「貴様、この身体を抱けるのか?」

「お前」
「この程度、ならば、許される、だろう、そう考えて、お前の肉体を、使い、自ら、を慰める、破瓜、を行った、結果、この子宮、に、何よりも、望んだ結果、が、生を、受けた、性を交わす、事の、真、はどれだけ、言葉を取り繕おう、とも、そこだ……安心しろ、我輩は、然程不幸を感じてはいない……お前が、自ら望まずとも、父に、なり、それでも、幸福を感じている、のと同じ、様に」

「お前の言いたい事はよく解った、痛い程にな」
「我は、頭の、良い、人間が好き、だ、聞き分け、が、良いなら、特、にな」
「だからこそ、一言告げておく」
「何、だ?」

「十ヶ月後待っていろ、その時こそ本当の意味で抱いてやる」

「貴様、何を、言っている、の、か、自分で、解って、いるのか?」


「お前こそ……俺は父親であると同時に、男なんだよ」
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