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貰い物:変符「変の閉道」(意味.フェンリア君、逃がさん) [拉致]

定晴さんが、私の書いた小説のお返しに、ドロミソを書いてくださいましたよ!!
スルーして良いと、わかりました……って、するわけ無いですよ!
糞? いいや、黄金さ!
うん子はSMだと、黄金と呼ばれて崇め奉られているんだぞ!!!
それ以前にうん子ですらねぇ!

定晴さん凄いなぁ…、絵も文も書けて。
私には文しか無いし、それがうん子と来たもんだからなぁー。

フェンリア君大好きだ……マジで あ い し て る 。
劇中のドロミソへの容赦なしっぷりがたまらねぇ……。
で、なんだかんだで面倒見てくれてるあたりが、フェンリア君の人がいい証拠だと思うよ!
ちょっと気が違ってるけど☆


苺生クリームは人肉の味☆

フェンリア  (拉致被害者)→ドルミン君

フェンリアの発言スプラッタ度
★★★☆☆(最後だけですが)
定晴ちょっと自重した方がいいだろ度
★★★★★ MAX!!

ダレカ嬉しい度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★





ふと、目を覚ますと薄茶色の天井が…と思ったが見慣れてしまった白髪がいた。
やけに息が荒い。あー…そーいうことかいな。

「…何しとんねんワレ」

「あぁ、目を覚ましたのかい?もうちょっとで私の荒れ狂うリボルバーを…」

「…ベシッ!!!」

大きくなっているらしいドルミンを感情皆無の状態で自分の腹あたりから横に突き落とす。
今気づいたがどうやらベットに横になっているらしい。
と、先程の『臨死の快楽』とやらを思い出し、平然とした顔で自分の腹をさする。
案の定、しっかくくっきり、皮は戻り、おそらく中の肉も戻っていた。
まぁドルミンが腹に乗っていたあたりから戻っていると気づいたが。
あの時のことを思い出す。
必死にどうすればいいか考えたがその努力もむなしく、倒れてしまったらしい。
まったく、情けない。データを少し弄られたくらいで倒れてしまうなんて。
なんという一般人では倒れてもしょうがないようなことを悔やむフェンリア。
横を見ると先程突き落としたドルミンが動きだしていた。
正直色んなことが頭を巡っていたのですっかり存在を忘れていた。

「…大丈夫かアンタ」

「まぁ大丈夫なのだよ。ちょっと痛いが…君が私とセk「ボコッ!!!!」

放送禁止用語に近い言葉を鉄拳で静止させるフェンリア。
まったく、さっき死にそうになっていた状態とはまるっきり違う。
この男、まさに約束をはたすためだけにあんなことをしたようだ。
ため息をつきながら起き上がると左足の喪失感に気づく。

「んんっ!?」

膝をさすればいつもの義足がある…はず。
が、膝からしたは穴が開いたようにぽっかりと無くなっている。
血の気がひき、フェンリアは青い顔になって赤チェックの長いズボンをめくる。
いつもフェンリアは左足の膝から下が義足だ。理由は聞かないでほしい。
鉄でできたもので骨に直接くっつけるなんて危険なマネはしていないため、取り外しは可能だ。
だがあの義足が無くなると少々困るもので…
まず、歩けなくなる。取られるとチェーンソーを代用しないといけない。
これは刃が痛むのでなるべくやりたくない。
次に、何か落ち着かない。いつも付けているからだ。
と、隣にいるドルミンに怒声を上げる



「お前!!俺の義足どこやった!!」

「あぁ、あれかね。ちょっと血で汚れていたから洗っておいたのだよ。結構キレイになったのだよ」

「…じゃあチェーンソーは?」

「ここにおくにはちょっと大きいから他の部屋に置いてあるのだよ」

…最低だ。すべての精神安定剤が取られた。
早く取り返しにいかねば…が、足が思い通りに動かない。
何やら荒技が思いついたがやめておいた。
あぁ気が狂いそうだ。あ、元から狂ってるか。
早くあの古洋館に帰りたい。こんな場所には居たく無い。
頭の中を悪口で埋め尽くすフェンリア。
表情に出ているのか、ドルミンが心配そうな顔をして覗いてきた。

「大丈夫かね?気分でも?」

「いや、なんもない。自由を奪われた鳥の気分なだけや」

「何詩的なことを言っているのかね。…そういえば君は料理が得意だったね」

「…なんで知っとる阿呆んだら」

「なんでここで阿呆という言葉がでるのかはわからないがね。やっぱデータ☆なのだよ」

「人の頭読むみたいに趣味悪いことすんなぁ。よぉやるわ」

「失礼だね。データを見るのと人の心を読むのは違うのだよ」

「へぇへぇ…んで、料理が得意やからなんや」

「あのねだよ。パフェが食べたいのだよ」

「はぁ…?俺、そんなもんよう作らんで」

突然何を言い出すのだろう。
…あぁ、結局の所は子供なのか。そうなのか。
まぁ作ってやらないことも無い。

「いいのだよ。レシピをばっちり準備しているからね」

「…やけに準備ええなぁ。つーことは材料もあんのか?」

「うん。だから作って☆なのだよ」

「まぁしゃあないなぁ。…ってその前に義足返せ」

「あぁ、ごめんなのだよ。はい」

「あるんならはよだせ!」

義足を奪還すると手早くつける。
立ち上がると体が軽く感じられた。
やばい、ものっそい暴れたい。街に繰り出して人切りたい。
そんな衝動に押されたがとりあえず我慢した。

大丈夫だ。ぱふぇとやらが作り終わればすぐに行ける。
自分にそう言い聞かせると台所へ案内された。

「さぁ、まず生クリームなのだよ★」

…なんややけに輝いてへんか。

「あ、あぁ…」

おそるおそる受け取る。
何か仕込んでへんか…。
とりあえずいつものお好み焼きの勢いでかき混ぜる。
おっ、だんだん泡立ってくるみたいにもこもこでてくんな。結構おもろい。

「あ、かき混ぜ過ぎは駄目なのだよ」

「おん?」

あぁ、なんかどっかで聞いたことあんな。
まぁここぐらいで終わりにしとくか…

「ほいでkゴブゥ!!?」

いきなりドルミンがフェンリアに生クリームのボールを押し付けた。
フェンリアはしばらく静止したが直後、ゴゴゴゴゴゴとバックから音が聞こえてくるような…
ボールが落ちると案の定、見方によってはヒドイありさまになっていた
が、瞬時に腕でクリームを拭うとちょうど置いてあったチェーンソーを持ち上げる

「ふぉおおおおおお!!いいねいいねなのだよ!!むふふふふふ!!」

やけに興奮するドルミン。この上なくむかついているフェンリア

「…言ったな」

「ん?どうしたのかね」

「あん時…言ったな」

「何をかね」

「アンタが何度でも蘇って、何度でも俺を喰らおうと思うてんなら…こっからは言うのめんどい。…とりあえず死ね。切り刻んだるわ。ん?」

「そんな893みたいなことは言うもんじゃないのだよ。落ち着きたまえ」

「ん?俺は元から落ち着いてんで?立派な殺人狂はいつでも落ち着いてんとな…で、死ね」

「その死ねという単語を頭から消し、神様を受け入れるという…「すまんな、ふぉっくゆーや。ズタズタにむごったらしく殺されて燃やされて空気にばらまかれてもう二度と蘇んな。それでも蘇んのなら俺がもう二度と生きたくないくらい何度も何度も何度も…ズッタズタに切り裂いたる。内臓も引きずり出して首なんか引きちぎって脳味噌ぶちまけて目玉抉り取って胴体なんかもう何なんかわからんくらいにグッチャグチャにしたる。床が真っ赤になるくらいな。そうやなぁ…偽造的な苺の生クリームになんで?ん?」





…残念ながら君の髪色みたいにはなりたくないのだよ。
ついでに、苺の生クリームも今の気分では無いのだよ。




チェーンソーが爆音を上げてうなり始める。
さぁ、アンタと二度とご面会できへんようになったろうやないか。
俺の怒りはもう爆発や。
じゃあ、漫才センス、アンタに叩き込んだろう。遠慮は無用やで。
俺が楽しければそれでええからな。
血祭り、見たかないか自分?
…誰や今ジェイソンとか言った奴。
ジェイソンはナタやぞナタ。似てるっちゅーても芝刈り機やぞ。
同じにすんな。俺の愛刀と。
さ、阿呆言うとる暇はないで。
宴はまだまだ続いとる。
…それにしても人肉パフェっておいしいんかなぁ。
なんかコイツがはえてきそうで嫌やな…ブルッ!!

フェンリア君アキレール.gif
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